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リンゴは寒いところのもんやさかい、寒さにも強いんやろなあ・・・
ごっついサン富士を食べたいなあ!と何気なしに、和歌山の湯浅のホームセンターで売られていた苗を買って栗畑に植えてみたのが昨秋。栗と同じく、近接に異品種が要るらしく津軽とセットで植え付けた。(この時、同行していたカヌー屋のオジン、「栗はよろしおまっせ!特に銀寄、最高でんな、他の栗なんぞ食えまへんで!・・・ブツブツと焚きつけてやると、「買うわ」と銀寄と丹沢、2本買わはった!!!漫画みたいなオジンやな!?嵌めたった!!!栗地獄!?へ)
昨日はごっつい暖かく、シャツいちで作業できる最高の野遊び日和。
ふと見たリンゴの冬芽、先端が白い綿みたいなもんで覆われているわ! こらあかん、変な苗買うてカビとるんとちゃうかいな!?老眼にはそう見えた。さらにようく見ると、綿のような繊維であることに行きついた。
空気は身近で最高の断熱材(イコール保温材)。おまけに、すぐに温まりやすいときてる。しかし、温まると対流によって何処ぞに行ってしまいよる。いっこも断熱にはならんがな! 何処ぞに行けへんようにしたらええねん! ほな、小さい部屋に閉じ込めたらどないや? 着て温いという服は、温まった多くの空気を何処へも逃がさず、だかまえとくことが出来る服のことなんや・・・それのトップに君臨するのが「羽毛服(決して羽根服ではない!)」か! あの掴みようのない白いダウン、目に見えるか見えないかの小さい部屋があって、そこに温もった空気をだかまえてるわけやなあ。 それに、ダウン自体も熱伝導が小さいんやろなあ。
カヌー川下りに凝っている頃、イスカから世界初のPP(ポリプロピレン)の下着が発売され、飛びつくように買ったことを覚えている。今まではウールしかなかった暖っか下着やけど、取り扱いがむずかしく、その欠点を見事にクリアしているなあと体感したなあ。ただ肌触りのゴワゴワ感はあったが・・・・。なぜPPなのかというと、天然繊維代表の綿はじめ当時の汎用合成繊維より熱伝導が小さかったから、あの冷ッとする感じがあまりなかったんやろなあ・・・繊維自体吸水性がゼロ・・・訳のわからんことブツブツ・・・これは、今言うリンゴの綿毛の件とは別件やなあ・・・脱線か・・・
リンゴに戻って・・・リンゴは大切な冬芽を寒さから守るために、微細な繊維を冬芽の周りに出し、保温材である空気を対流等によって逃がさないように工夫してるんや!
ほんまかいな? エエ加減な思索やで、ほんま。自己満暇つぶし!
それにしても、甘くておいしい富士リンゴ、何年後に出来るねん?それまでは頑張って生き抜かな!!!